香りと記憶の関係

こんにちは。

今朝は昨日とは違ってまた寒くなりましたね・・・。

気温差で体調を崩してしまう人も多いので気をつけてくださいね。

 

私がこの仕事をするきっかけになったのは、アロマに興味を持ったからですが、

香りについて興味を持ったからではなく、

精油の効果効能に興味を持ったからなのです。

化学成分で作られた香水は小さい時から嫌いでしたが、

実は最初は精油の香りも苦手だったのです・・・。😓

効果効能を勉強し、精油に関わりだしてから徐々に好きになったのものです。

でも、唯一私が最初から好きで今でも変わらず大好きなのは、

お線香の香りです。

 

大学を卒業して訪れたアメリカでは日本人とは話さないでおこう!と決心。

でも、なかなか言葉が通じず、モヤモヤした日々を過ごしていたら

ホームシックにかかり、心身ともに参ってしまいました。

そんな辛い状況を察してくれた年下の日本人のクラスメートが

「これすごく良い香りがしてリラックスできるから焚いてみて!」

と数本の線香をくれたのです。白檀のお線香でした。

そのことだけでも心が折れていた私は涙が出てきそうになりましたが、

家に帰って線香を焚いてみると、本当に心安らぐ匂いで、

クラスメートの優しさと、日本を感じる香り、心地よい香りで

大泣きしてしまいました。でも感情に任せて涙をたっぷり流したおかげで

かなりスッキリし、「これではいけない!もっと頑張れる!」と奮起したことを

今でもお線香を嗅ぐと思い出します。

このように、懐かしい当時の香りを嗅ぐと

それにまつわる昔の出来事を思い出す事はありませんか?

実際に、香りを嗅ぐ事により、その時の記憶や感情が蘇る事を『プルースト効果』と

呼びます。

旅行先で嗅いだ匂いと同じ匂いを嗅いだ時や

昔の彼氏や友達と同じ香りがしたりする人と会ったりすると、

その場所や人のことを思い出したりしませんか?

 

ちょっと専門的な小難しい話になってしまいますが、

香りは鼻→嗅上皮→嗅細胞(嗅毛)→嗅球→大脳辺縁系の順で脳へ到達します。

最後に到達する大脳辺縁系は食欲などの本能的な行動や、

喜怒哀楽などの感情を司る所です。

嗅覚はこの大脳辺縁系と直接結びついていて、これは五感の中で

嗅覚だけが持つ特徴です。

なので香りは本能的な行動や感情に直接作用する、と言えるのです。

 

普段から何気なく関わっている香りですが、

私たちの記憶や感情ととても密接に関わっています。

香りって面白いと思いませんか。

香りを意識してみると、日常から楽しさ倍増ですよ。😍

 

 

 

 

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オーナー写真

2007年よりオテル・ド・摩耶の専属セラピストとして勤務し経験を積む。セラピストの活動を続けながらコスモフェイシャルやラストーンセラピー、メディカルハーブなどの様々な自然療法を学ぶ。


2010年に神戸市内で小さなプライベートサロンをオープン。

2018年8月25日より新しいメニューも加わり神戸市灘区の阪急六甲駅から北へ徒歩5分の場所に移転!

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